会計帳簿の本質的な役割は「経営者への自己報告機能」と「証拠力の確保」です。
自己報告機能とは、財産や借入の現状、売上や利益、資金繰りといった経営成績がわかることです。経営者の正しい経営判断のためにも、日々の記帳によって、常に最新の状況を把握できる状態にしておく必要があります。
証拠力の確保とは、企業自ら適時・正確に記帳した帳簿には、証拠力があり、信頼性も高いということです。例えば、月次の締め後はさかのぼって訂正できない、訂正したときはその痕跡が残る会計システムで作成された帳簿の証拠力は高くなります。証拠力のある帳簿は、いざというとき会社を守るだけでなく、税務当局や金融機関らの信頼性を高めます。
ますます重要となる適時・正確な記帳
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