特集「緊急 資金繰り対策」毎月の支払いに優先順位をつけ、必要資金を確保する準備を!
新型コロナウィルス影響によって、売上が急減し、直面する毎月の支払いのための資金繰り対策が最重要課題となっていることでしょう。直面する支払いに対して、下記のように優先順位を付け、必要な金額を明確にして、資金を集めます。融資は申請から実行まで時間を要します。また、すべてを融資で賄えるわけではありません。その場合は、手元にある現金化しやすいもの、例えば、定期預金・積金、経営者の個人資金、小規模企業共済や生損保の貸付制度、カードローンなどの方法を検討しましょう。
【支払の優先順位】
①支払手形の期日支払い
②従業員の給料
③仕入代金(買掛金)の支払い
④家賃・水道光熱費・保険料などの毎月の支払経費
⑤税金・社会保険料
⑥借入金の利息や元本返済
月末の支払いを乗り切ったら、今後の資金繰り対策について、融資、助成金、必要資金の用途、資金化できるまでのスピードを考えて調達しましょう。